3DプリンターでRaspberryPiのケースを作ってみた。(その2)

今回は前回に引き続き、Raspberry Pi(以下ラズパイ)のケースを3Dプリンターで作成してみたいと思います。

今回使用する3DプリンターはNt100という国産の機種です。おおたFabに一番数多く導入されている機種です。おおたFabを運営しているスマイルリンク株式会社さんが開発・販売している機種でもあります。

ケースのデータは例によってThingiverseというサイトからダウンロードしてきます。今回はRaspberry Pi Zeroのケースを作ってみます。

STLファイルがダウンロードされるので、これをTinkerCADで若干カスタマイズしてみます。TinkerCADはAutodesk社が提供するクラウドベースの無償の3DCADで、インタフェースが簡易で扱いやすいのが特徴です。

ブラウザからTinkerCADのサイトにサインアップすると、ブラウザ上で動作します。先ほどダウンロードしたSTLファイルを読み込み、ケースの表面に”okahiro(^_^)”の文字をあたかも刻印のように入れてみました。

このカスタマイズしたSTLファイルを、今度はUltimaker Curaというフリーウェアに読み込んでgcode形式に変換します。(CuraにはWindows版とMac版があります。)

Curaをダウンロード・インストールして開いたら、先ほどカスタマイズ後に出力したSTLファイルを読み込みます。

gcode形式にエキスポートするために、これから使用する3Dプリンターにあわせた設定を行う必要があります。

一般のプリンターを追加し、設定値の一部をデフォルトから書き換えます。なお、今回使用するフィラメントは色付きのPLAとします。

 

以上のような設定は一度済んでしまえば次回のプリントからは不要です。

設定が完了したら、gcode形式にファイルをエクスポートします。

次にいよいよ3DプリンターNt100の電源を入れて、ブラウザにIPアドレス(ポート番号は5000)を入力して、Nt100の管理画面にブラウザからアクセスします。

Nt100の管理画面にアクセスしたらログインします。gcodeファイルがアップロードできるので、アップロードして印刷を開始します。今回のプリント完了までの所用時間は約1時間半でした。

 

このNt100は上部のフロントパネルが取り外されています。

フィラメントはピンク色のPLAを使用しています。ABSとは違って素材に透明感がありますね。
3Dプリントを完了した直後です。

コテでプレートからケースを剥がします。

バリを取り除きます。

ケース表面の文字は彫りが薄すぎたためかつぶれてしまいました。(;^ω^)

 

このケースは上部と下部が一体でプリントされているので、真ん中で切れ込みを入れます。 

切れ込みを入れるとヒンジ部分(ちゃんと回転するようになっている)はつながったまま、ケースの上部と下部に分かれて折りたためるようになります。

ラズパイをケースに嵌めてみます。(手前の2本のツメは折れてしまいました…。)

というわけで、今回も一応成功だと思います。

ただし、反省点は、

  • カスタマイズしたケース表面の文字列はつぶれてしまった。(もっと文字部分の彫りに厚みをつけるべき)
  • ケースのエッジ部分の丸みのある形状もつぶれてしまった。(表裏を反対にしてプリントするときれいに再現できるかもしれない)
  • ラズパイをケース内部で固定するためのツメが2本折れてしまった。(作業時に折らないように注意する)

などでしょうか。

おおたFabさんにはこのNt100という機種が沢山あるので、今回使用方法を覚えたことによって製作の幅が広がったように思います。

今日のところはこの辺で。☕

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