ラズパイにZabbixをインストールし設定してみた。

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今日は文字ばかりになりますが、Zabbixのインストールと設定について書き留めておこうと思います。
なお環境は、サーバ側はラズパイ3、ホスト側はラズパイ2にRaspbian Jessieをそれぞれ入れた状態です。

まず、zabbix環境用にパッケージを追加します。
apt-get updateでアップデート後、
apt-get installで、以下のパッケージをインストールします。
libcurl4-openssl-dev,
libxml2-dev, libsnmp-dev,
snmpd,
mysql-server-5.5,
apache2,
php5,
libapache2-mod-php5,
php5-gd,
php5-mysql,
libmysqlclient-dev
apt-get update
(参考ページ:http://www.ksky.ne.jp/~yamama/raspzabbix/index.htm)

ちなみにZabbixのバージョンが2.2.7であればapt-getで次のページに従ってパッケージからインストールできるのですが、私の場合なぜかグラフ内の文字が表示されない現象が治らないためバージョン3.0.1をソースコードからインストールしました。
参考ページ:https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/installation/install_from_packages

バージョン3.0.1のソースコードは以下のページの案内に従ってインストールします。まずはダウンロード。
参考ページ:https://www.zabbix.com/documentation/3.0/manual/installation/install
(ソースのtar.gzファイルは、http://repo.zabbix.com/zabbix/3.0/debian/pool/main/z/zabbix/zabbix_3.0.1.orig.tar.gz です。)

適当なディレクトリにtar.gzファイルを保存して解凍します。

Zabbix用にユーザとグループを作ります。

Zabbix用にMySQLのデータベースを作成します。

ソースをコンフィギュアします。

例えばこんな感じです。

もしコンフィギュアの途中でエラーになったら、メッセージを頼りに必要なパッケージをインストールするか、不必要なオプションを除外してコンフィギュアしなおして下さい。

コンフィギュアが最後まで流れて成功したらインストールです。

frontendsをコピーします。
apache2のルートディレクトリは/var/www/html/なので、
zabbix-3.0.1/frontends/phpの中身を/var/www/html/zabbix/内に全てコピーします。mvでフォルダごと移動してもよいです。

コンフィギュレーションファイルの最低限の設定をします。
sudo nano /usr/local/etc/zabbix_server.conf で、
database name, user および passwordを記述します。

英語以外の言語を使用する場合は以下を実行します。(日本語の場合はしなくてもよいかもしれません。)

ひとまずインストールは完了したので、zabbixを起動します。

http://localhost/zabbix にアクセスするとzabbix3.0の画面が表示されるはずです。

右下のNext stepボタンをクリックして次に進みます。
errorが出ている項目について/etc/php5/apache2/php.iniファイルを編集します。
(/etc/php5/cli/php.iniではないので注意。)

全てOKになったら次のConfigure DB connectionでMySQLとの接続に使用するアカウント情報を入力します。

Zabbixのサインイン画面ではデフォルトで、ユーザ:Admin、パスワード:zabbix と入力してサインインします。

初期画面は、英語設定です。
日本語にするには、右上にある人型のアイコンをクリックし、LanguageでJapaneseを選択します。

グラフ内の日本語の文字化けが生じているはずなのでこれを修正します。
まずIPAフォントをインストールします。

フォントを使えるようにします。

以上でzabbix-serverの設定は完了です。
zabbix_agentdの設定については、サーバ自体の監視をする場合はデフォルトで特に問題ないはずです。

SenseHATで取得した温度データ等はzabbix-senderで送信しますが、Pythonに実装されたものが使えるようなので特にインストールする必要はないようです。zabbix-senderを利用するにはzabbix-agentをパッケージからインストールすればOKです。

サーバ側ではテンプレートのインポートと、アイテムおよびグラフの作成を行います。
テンプレートのxmlファイルは、以下のサイトで紹介されているgithubにあるものをそのまま利用させてもらいましょう。
http://www.zumwalt.info/blog/2015/12/sensehat-zabbix-orz/  <==紹介サイト
https://github.com/2bobo/zbx-senseHAT  <==githubページ

以下はZabbixの画面での設定です。

ホストを作成します。
【 設定 】→【 ホスト 】→【 ホストの作成 】をクリックします。
ホストの設定画面では一番上のホスト名がPythonコード内のホスト名と等しくなるように設定します。その他の項目は適当でOKです。

テンプレートをインポートします。
【 設定 】→【 テンプレート 】→【 インポート 】をクリックします。
上記のホームページからダウンロードしたテンプレートのxmlファイルを指定してインポートします。
すると【 設定 】→【 テンプレート 】の下の方にインポートされたテンプレートが表示されてますので、クリックして作成したホストを使用中に移動して更新します。

アイテムを作成します。
【 設定 】→【 ホスト 】で、作成したホストのアイテムをクリックし、名前などをそれぞれ編集します。
アイテムの設定画面のタイプ欄では「Zabbix トラッパー」を選びます。その他の項目は適当でOKです。。。

グラフを作成します。
【 設定 】→【 ホスト 】で、作成したホストのグラフをクリックし、名前などをそれぞれ編集します。
一番下のアイテム欄で追加を押し、追加したいアイテムを選択して更新します。

必要に応じてスクリーンを作成します。
【 監視データ 】→【 スクリーン 】をクリックし、対象とするグループとホストを選択します。
スクリーンの変更ボタンを押し、追加したいグラフを選択していきます。

以上で全てです。結果として以下のようなスクリーンが得られます。

environment_KF3

以上駆け足でしたが、今日のところはこの辺で。☕️

参考記事:ラズパイの計測値(気温など)にカルマンフィルターをかけて記録してみた。

参考記事:ラズパイのSenseHATで計ったデータをZabbixサーバに送信して記録してみた。

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